2005-06-25 。 耳元でラフマニノフが切なく響く。からっぽの心に入れるべき栄養はない。 切った髪は思いのほか軽い。心の中はこんなに重たいのに。すべてが駄目になってしまうような気がした。 持っているもの全部が失ってしまいそうな危ういものだからこそ、一つでも失うのが恐い。どんなに暑くたって、心の中は雪が降っているのと同じ。