〔Perfume〕GIRL POP FACTORY ’08@ZeppTokyo

今日はGPFでした。
チケットが全然取れないし、来週サマソニ行くしで、当初はGPF断念するはずだったのだけど、なぜか直前にチケゲットしてました。

弟がいきものがかり好きなのもあって、私も結構いきものがかり好きなんだけど、GPFでは対バンじゃないっすか。期待するじゃないっすか。
他のメンツを見ても、わりとアゲアゲなノリなんだろうなーって思ったので、弟といきものがかり的よそ行きセットリスト予想をして遊んでました。
おそらく4〜5曲くらいだろうと踏んで考えたセトリがこれ。1・SAKURA、2・ブルーバード、3・茜色の約束(もしくは花は桜、君は美し)、4・夏色グラフィティ、5・帰りたくなったよ。こんな感じ。で、弟情報で、ライブではホットミルクやること多いよーなんて言われたので、素直にそれも予習。結構好きな曲だなー。

で、今日を迎えたわけなのですが、行く前ね、なんかすごく頭痛いわけですよ。元々頭痛持ちなので頭痛いのは慣れてるけど、なんかこう気持ち悪くなる感じの頭痛だったので嫌だなぁって思って早々にお薬飲んで。ちょっと休んで出たらもういい時間なのね。仲間がついったーでZepp到着とか書いてるのに焦りつつ、まぁでもどうせAB同時入場の1500台だしって思ってたら、今日は入場順がA→B→指定だとか。あれまーと焦りつつ、もう既に電車に揺られてたのでどうにも急ぎようがなく。頭痛と闘いながら揺られてたのでした。

結局Zeppに着いたらA700くらいが入場するとこで、余裕で間に合ったのでした。大井町での乗り換え時と東京テレポートからZeppまでの道のり、超全力疾走して周りに引かれたってのに、わりと無駄な努力だったようで。
そんなこんなでゆとりを持って入場したのだけど、今回は一人で入ったわけですよ。今までは譲ってもらったりして、お友達と連番だったのでエスコートしてもらって一緒に入場してたのに、今回は一人。場所はだいたいこの辺に陣取るってのを決めてたのですんなり。でも、左側の最前ブロックを狙いたかったのに、ちょうどその辺に倖田ファンの方々がいてね。元々掻き分けて進んだりするの好きじゃないから、2ブロック目のバーから二列目くらいのところに適当に立ってたの。そしたら圧縮あった時も動けるかなって思って。なんかでもやっぱり一人ってのは心細いよね。隣の人に声を掛けようかとも思ったけど、服装だけじゃ誰ファンなのかわかんなくて、小心者の私はしり込み。あんまり淋しいんでついったでもと思ってた矢先にもてちさん発見。うわーやったーって合流させてもらいました。もてちさんのお友達に名刺配ったりして。どこででも営業ですよ。

そんな感じで和やかに待っていたら、そろそろ開始な雰囲気。まだ始まってないのにいきなり2ブロック目は圧縮が始まり、それに便乗して真ん中辺まで行きましたの。

オープニングアクトしょこたん
しょこたん見るの初めてだったけど、ギザかわゆすなぁ。歌が上手かった。しかし、それよりなにより、もてちさんたちの応援がすごく楽しかったー。一緒になってoioi言わせてもらっちゃいました。いやー楽しい。みんなのケチャが情熱的で、あーこれがよくついったでレポされてるもてちさんのケチャかーなんて感慨深く見てた。あんまりにもこの辺が楽しそうに応援してたもんで、周りの観客からも微笑ましい視線をいただいていた。最後、しょこたんが終わって、もてちさんたちも即退場したんだけど、その時に周りの観客(主にぱふゅヲタ)から「お疲れ!!」と労いの言葉をもらってました。「推しが終わって即退去なんて漢だな!」って賞賛されてた。

その後はテルマ
最初ちょっと知らない曲をやって、そっからそばにいるよ。ラップ部分どうするんだろ。って思ってたらそこは普通にコーラスとして入ってた。まぁそうだよね。前にいた人がテルマにがっついて二三回爆レスをもらって喜んでました。テルマは出場の発表が後だったうえに他の出演者と毛色が違ったので、地味にアウェーっぽかった。私の周りには純粋なテルマがっつきな人がいなそうだったもん。そばにいるよが超絶ヒットとはいえ、よそ行きの持ち曲がまだ少ないのもちょっとアレだなぁと思いつつ、歌の上手さでカバーしていたので良いんじゃないかと。これからヒット曲増やせばいいのだしね。

んで、テルマが終わってから30分はあったんじゃないかと思える程の長いどんでんを終えていきものがかり登場。舞台がまったく見えてない私はドラムセットとか組むのに時間がかかってるのかなとか思いつつ待ってたのだけど、どうやらそうじゃないみたいね。なんか演奏が終わったアーティストは上でインタビューをしてたらしく、そっちで時間が取られてたみたい。生放送でもないんだから、インタビューはインタビューでやって、さくさく次に進めるとか、MC二人にして片方がインタビュー片方がステージで企画とかにするとか、そもそもインタビューをステージでやるとか、色々方法はあったはず。いっそ売り出し中のアイドルに前座的な繋ぎさせるとかさ。
完全に収録を謳ってての中断なら仕方ないけど、みんなライブとして見に来てるのにいちいちあの間はないよね。テンション下がるよ。

いきものがかりはライブセットなど組まず、アコースティックライブ。
アコースティックなのでセットリストも当然アコースティック仕様。この時点でブルーバード、夏空グラフィティ、花は桜君は美しは消えたかなーって思ったらやっぱりやらなかった。私の記憶が正しければ三曲だけだったような。代わりに比較的MCは長かったね。1・SAKURA、2・コイスルオトメ、3・帰りたくなったよ。だったと思う。いつもセトリは覚えられない。4曲だったっけなぁ。
とりあえず、すげー歌上手いなぁって思った。いきものがかりの声が好きなんだよね。私とは全然違う声質な上にめっさ上手いから憧れる。マイクの音がなければ地声が聞こえる距離だったのもあったのか感動しました。(テルマの曲の入りだしでマイクの音が入ってなくて、ちょっと地声聞こえた)

いきものがかり好きだから見たいなぁっていっぱい背伸びしたんだけど、ちょうど何列か前の人の頭で見えなくて、微妙に横にずれたりして足掻いてたのね。そしたら、隣の怖い感じのお兄さん(わりこんだ人に対して、次やったら殴ってやろうかなとか言ってた)が、微妙に横にずれてくれて、ばっちり隙間から見ることが出来た。なんか感動したのでいきものがかり終わってお礼をいったらやたらびっくりされたけど。

そして再び長いどんでんタイム。もう長くなりそうなことはわかったので、逆側のお隣の人に話しかける。ぱふゅタオル巻いてる人は俄然話しかけやすい。「ぱふゅファンの人ですよね?誰推しなんですか?」とか、当たり障りない感じの会話を。ツアーどこ行きました?とかそんなん。「見えてるんですか?」と、まぁみんな疑問に思うだろうことを聞かれ、「ぱふゅになったら見えないだろうけど、とりあえず今は見えてますよー」と。

そんなお話をしてたら、いきものがかりの時からちらちらと気に掛けてくれていた、前の二人組みが、「良かったら前行きます?」と譲ってくれた。余計見えないかな?とか色々気にしてくれて嬉しかった。お言葉に甘えて前に行かせてもらい、すごく幸せな気持ちでHALCALIへ。

HALCALIの曲はなにも知らなかったのだけど、あの人たちは本当に観客をノせるのが上手い!曲もそもそもアゲアゲなんだけど、コール&レスポンスのリードとか、あぁアウェーを相手にライブするの上手いなーって思わせる技術でした。それまでの流れが比較的動かない感じだったのだけど、この辺からお客さんもあったまってきてノリノリに。いやぁーHALCALI良かった。HALCALIで大人しめのモッシュがあったのだけど、かなり秩序のあるモッシュだったのね。でもスタンディング初心者ぽい人がいて結構辛そうに押さないで!って言ってたので、これは次のぱふゅでこのまま行ったらヤバイと思い、とりあえず「Perfumeだとほんとどうしようもない圧縮あるんでバー近くだと肋骨とかヤバイですよ。アレだったら今のうちにちょっと脇に捌けた方がいいですよ」って言って、私じゃ後ろからの圧縮を抑えることなんて出来そうもなかったので、邪魔にならないよう巨体の男の人の後ろをポ主。潰すよりも潰されたいまじで。や、初心者の女性の後ろは男性のが絶対良いって。運が良ければ結構守ってもらえる。女子+女子は共倒れだからダメ。結局あの女性は無事だったのだろうか。ぱふゅ開始直後から信じられない圧縮が2ブロック目センターで起こってたからね。しかも意外と初心者ぽい人多かった。カップルとか。

またも長いどんでんタイムだったので、今度は別の女性ぱふゅファンとお話。ぱふゅヲタではなくまだぱふゅファンなんだとか。自分がヲタだからって他人までヲタ扱いしてしまいましたごめんなさい。サマソニも参戦予定だそうで、会えるかも?!なんて話が盛り上がったのでまたも名刺を渡す。どこででも営業。演奏前の弱圧縮ならすぐに取り出せる程度の場所に名刺常備。武道館でのアグレッシブセトリを一緒に考えたりしてた。アキハバラブ→彼募→レシピとかでやって欲しいよね!って盛り上がった。実際そんなんだったら泣くわ。いろんな意味で。どれも生で聞いたことないよ新参だもの!

そんなこんなでPerfumeの番。出だしはGAME。もーいきなり会場の興奮が絶頂を迎えたかのような圧縮。あーこりゃ本気でやばいなーなんて思ってる間もなくエレワーに移り、わーエレワー!!って興奮した次の瞬間くらいにはもう洗濯機のような渦を巻いた圧縮に飲み込まれ、出だしくらいで既に視界が白く。というか前の人の背中。みたいな感じ。ぐるんぐるん回されて、そっからセブンスヘブンまで記憶がない。聞きたい気持ちはすごいあるんだけど、自分の身の危険を感じたので無駄な体力は一切使わず揉まれるがままに。セブンスヘブンでちょっとぐるぐるするのが治まったと思ったら、両脇がカップルでものすごいエルボーされてまして。でも、右からも左からもエルボー食らってたので群集が動く度にどうしても当たってしまうんよね。故意じゃないのに。で、やっぱり彼氏さんは彼女を守りたいじゃないですか。なので、押してくるちび女をとりあえず倒そう、と。
いや、気持ちはすんごいわかるけど、既にHPはゼロなのでお願いだから倒さんでくれと思いつつ、ひたすら時が過ぎるのを待ってた。そしたらね、両側から押されすぎて前に出ちゃってて、バーの近くだったらしく、前の人からも強烈なエルボーくらいましてん。みぞおちに。あーもー無理ーとか思う余裕もなく昇天。完全に意識も視界も白い感じに。そっから離脱する体力もスペースもないので、ぐったりしてたら息が吸えなくなっていよいよヤバイ感じに。

「大丈夫ですか?!生きてる?!」

って突然後ろのぱふゅヲタの人に言われ(スウィートドーナツで振りコピしてたからたぶんぱふゅヲタ)、はっ!と意識を取り戻した。ちょうどその瞬間にちょっとズレることが出来て、状況が少し改善されたのもあって、九死に一生を得た。
これは気を張ってないとヤバイぞと思ったので、そっからは動けないなりに乗るようにして攻めた。MCで、前のGPFの時の話とか、昔から応援してくれてる人の話とかになって(確か)、ちょっと我慢できなくて泣いたりしてたらまさかのスウィートドーナツ!生で聞くの初!!
完全にテンションがマックスになって、体力もとりあえず回復。残っていた体力で背伸びしたら一瞬だけあーちゃんの笑顔が見えた。幻覚じゃなければ。

その後はポリ→チョコでまた超絶な圧縮に意識を失いかけつつも、振りコピで気を確かに持って最後までやりきった。ちなみに、GAME後はラブワ→シクシクだったみたいです。
よっしゃー終わったーと気を緩めたら、限界な方々が場外へ避難する波につかまり、引き摺られかけたり突き飛ばされたりして倒れました。最後の最後で…チッ。
で、一回倒れちゃうとちょっと足腰がアレなのでふらついてしょうがなくて、心優しい観客のみなさまによってバケツリレーのように流されました。
倒れるようにしてドアまで辿り着いたら、一番最初に話しかけた男性が気づいてそばにいてくれて、「スタッフ呼ぶ?大丈夫?」とか色々気遣ってくださいました。意識が朦朧としててちょっとしかお礼言えなかったのが心残りです。せめて名刺渡しておけば良かった。どこででも営業なのに!ばか!自分!

もしなにかのきっかけでここを見ていましたら、心からの感謝の気持ちを伝えられなかったのでほんとごめんなさい。ありがとうございました。
突然話しかけてやたら小さい変な女子に気遣ってくださってありがとうございました。左前の扉のところでヘバってたヤツです。
今度現場で会えるといいな。そうしたらちゃんとお礼言おう。

それ以降は具合が悪いことを自覚してたのでもう会場に戻ったりはせず、お水を買って水分を補給したり、お手洗いで顔やらなにやら冷やして体温を下げたり、それでも気持ち悪かったので救護室を求めて彷徨い、反対側まで行って冷たいおしぼりもらったりしてた。
熱中症も貧血も今まで嫌になるくらい体験してるので、どこまでキツくなったら倒れてしまうかはわかるし、熱中症になった時の対処法も慣れたもんなので、首の後ろとか脇に冷たいおしぼりを当ててさらに体温を下げたり、水分取って休んだりした。
くーちゃんの歌を聞きつつ休んでから、だいぶ回復したのでみんなと合流すべく、スタッフにお礼を言って救護室というか救護スポットを出る。

みんなと合流し、東京テレポートのロッカーにある荷物を拾って新橋へ。海浜公園で乗ったら、青海から乗ってたみんなとぴったし合流。すげー。
その後は反省会。花子がイケメンにいろいろ開発されてる話を聞いたりしました。


今日は全体的に、ぱふゅヲタって優しいなって実感した日でした。
そりゃあれだけたくさんいるんだから、いざこざが起きるようなことだってあるかもしれないけど、基本的にはみんなすごく優しい。それは、会場にいる見ず知らずのぱふゅヲタもそうだし、いつものお友達も。すごく友達思いの人が多いなって思う。
これだけ多くの優しい人に応援されているPerfumeってのはやっぱりすごいんだなぁって思ったもん。

みんなが笑顔で幸せでいるのが一番だよ。それがなによりも宝物だよ。
だから私も毎日笑っていよう。一日でも多く。一秒でも多く。