面白い本の話のようで愚痴っぽい、最終的には教えてマイミクシィなお話。

会社に、読み終わった不要な本を入れてある箱があるんだけど、そこから発掘した幸田真音て人の本が面白い。金融系の仕事を舞台にした小説。
今勉強してることに直接役に立つわけではないけど、用語とか覚えたてのが出てくると嬉しいし勉強も楽しくなるよね。

あやにゃんは金融系システムを作る会社で、いくつかの商品の契約や請求を取り纏めてるの。
前職で事務の基礎は叩き込まれたのでそれはいいとして、金融知識もシステムの知識もないので、今扱ってる商品について理解するのがものすごく大変。種類もサービスも多くて、みんな少しずつ違うから、ちゃんと知識がないと混ざっちゃって大変なんです。一応そういう知識がなくても出来る仕事という前提で、普通の事務の募集だったんだけど。

さらに契約書も内容を理解して自分で作れるようにならないといけないし、経理の人とも対等にやりあえないといけないんで、ホント毎日知識不足を実感してて脳がパンクしそう。
管理のために使ってるエクセルも複雑な数式やマクロが入ってるんだけど、その更新も難しいわ、ちょっと新しいことするとすぐ数式ちぐはぐになって最初から直してもらうはめになる。
しかも、ここを直してってピンポイントで言わないと相手も忙しいから全然直してくれないので、今何がどうなってるのか解読するのにすごい時間がかかるのよね。そもそもエクセルもワードも得意じゃないしね!
本当はもっとちゃんと作ってもらえたら私にもいろんな更新ができるんだけど、中途半端で間に合わせで作ったまんま何年も使ってるらしいので。

で、なにから勉強すりゃいいのかわからなくなってるんで、金融用語とシステム用語の勉強から始めてるのです。
仕事を振ってくれるのはサポートデスクと営業さんで、彼らの仕事を理解してなくても自分の仕事をできなくはないのだけど、複数の担当者が似た案件を同時進行で振ってくるので、深く理解しないとそのスピードについていけないしミスしちゃう。

私のやってる仕事は人が定着しないことで有名で、みんな三ヶ月もすると新しい仕事が増えるのを拒否するようになり半年とかで辞めちゃうんだって。
まあわからなくはない。
だってどこまで仕事を処理しても一段落感がないし、どこまで覚えても何もわかった気がしないんだもん。
教えてくれる人はいるけど、同じ仕事をしてる人がいないからわりとすぐ追い詰められちゃうしね。仕事量多いし。
だから私も辞めたいなーって悩んでたんだけど、とりあえずやれるところまでやってみることにした。

って話が逸れた。
幸田真音の本てあんまり売ってないのね。今まで聞いたことないもんなー。これはamazonに頼るしかないかしら。
金融とかを題材にした小説でこれは面白いよ!ってのあったら教えてくらさい。新書でも。システム用語が出てくるような小説はなさそうなので期待してませんの。